強くてにゅーげーむが、10月10日に富士急ハイランドで『強FES!!』を開く。出演は約100組。遊園地がまるごとライブ会場になる。主催は、彼女たち自身だ。
昨年の強FES!!は渋谷の6会場で、動員は約1,000人。そこから一年で、会場は遊園地になった。しかもこの一年で、グループは5人から3人になっている。10月10日には新メンバー2人のプレデビューも控える。
10年続いたTA女子から改名して、2年半。ミスエル・サキ、クロノ・ネコノ・ナナコ、うじえちゃんの3人に、一部プロデューサー山口氏も加え、この日までのことを聞いた。
「嘘だと思った」
── 今回のインタビューは強FES!!のことを話していきたいと思っています。まず、出演者100組。遊園地、富士急ハイランドがライブ会場になった。この規模になるって決まったのって、いつ、どこで聞いた感じですか。
ミスエル・サキ:ちょうどここで。事務所で。
クロノ・ネコノ・ナナコ:3月。富士急ハイランド決まりました、って。
うじえちゃん:もともと強FES!!やってたじゃないですか。渋谷で強FES!!やったときに100組以上呼んだのが最初だったんですけど、同じ規模感でやるよみたいなのを、今年の3月、4月ぐらいに聞きました。
── その去年の強FES!!って渋谷6会場で、動員1,000人ぐらい。そこから次、遊園地じゃないですか。富士急でやりますって言われた時って、率直にどんな感想でした?
ミスエル・サキ:信じられない。嘘だっていう感じだね。
クロノ・ネコノ・ナナコ:なんでOKしてくれたのっていう。本当?みたいな。
ミスエル・サキ:本当にそれが現実になるって体感するまで、嘘だと思ったよね。なんかバラシになるんじゃないかとか思ってしまった。今もちょっとフワフワしてる。アイドルのサーキットイベントってライブハウスでやるのならもちろんすごく想像はつくんですけど、あの富士急で?みたいな。
うじえちゃん:信じられないし、でも富士急さんがOKしてくれたって相当なことだなっていう嬉しさもありましたね。
── かつ富士急のグループ創立100周年っていう記念すべき年に、約100組っていう組み立てで。100組っていうのは、イメージはつくんですか。
うじえちゃん:つきますね。去年は全組に会いに行くクエストで、全組とご挨拶してとかをしてたから、本当にこの人たちが全員集まってくれるんだっていうのは、もう前回で想像がついてて。そんなみんなが全員、基本東京で活動してるグループさんとか、関西もいらっしゃいますから、そこに集まるんだよって。すごい人数を動かすことになるなっていう。
ミスエル・サキ:ヤバい。なんかちょっと楽屋とか楽しみだよね。友達めっちゃいるから、なんか和気あいあいとなるんだろうなみたいな。
── 富士急って、きみにZOKKONフェスで出たことあるんですよね?それはいわゆる出演者として出るじゃないですか。そこにまさか自分たちが主催として戻ってくるって、思ってなかったですよね?
全員:思ってない。思ってない。本当にびっくりって感じ。
ミスエル・サキ:本当にありがたいし、応援してくれた人たちのおかげだし。ね、お母さんお父さん産んでくれてありがとうね。
うじえちゃん:本当、すごく自慢できることだなって。なんかやっぱりワンマンライブとかやった時もすごく家族も喜んでくれてたんですけど、より、なんて言うんだろう、アイドルとかが身近じゃない人にとっても、富士急でフェスをやるってすごいことだって分かってもらえるっていうか。
クロノ・ネコノ・ナナコ:一般の友達とかも、富士急でやんの?みたいな感じで、決まったときLINE来たんですよ。「え、マジか、富士急でやんの?」みたいに来て、なんかちょっとニヤニヤしながら帰ったんですけどね。どこで言ってもびっくりされるっていう。
当日、何回ステージに立つのか
── その中のライブの中の出演者で、「ゆりあちゃんとうじえちゃん」とか。当日に何回やるんですか、ライブ。
クロノ・ネコノ・ナナコ:サキちゃんはロックン・スターでソロで出たり、私はABEMAさんの「ときめきファンファーレ」っていうボートレース番組に出演させてもらってるんですけど、そこで結成されているチーム、クロちゃんチームっていうのがあって、鍛治島彩ちゃんと犬嶋英沙ちゃんと出ます。
うじえちゃん:昨年1ヶ月間だけユニットを組んでた、元FES☆TIVEの髙木由莉愛ちゃんとのユニットステージもありつつ、オープニングでぶち上げるのもうちらだし。プレデビューステージみたいなのもやります。トリだけじゃなくて。他のグループに出たりとかもします。遊びたいし、ライブもしたいし、見たいし。どうしようって。一人じゃ足りないよね。去年のサーキットでも思ったもんね。
── ずーっと動き回ってるわけじゃないですか。ライブに集中できます?
ミスエル・サキ:やっぱプロですから(笑)
全員:プロですから、そこは安心してください。
自分から名前を出したグループ
── ちなみに今100組っていう中で、この人たちに出てほしいって自分から名前を出したグループって、それぞれいますか。
全員:それぞれあります。
ミスエル・サキ:私はO-VER-KiLLさん。イベントで対バンだった時にライブで見て、この人達に出てほしいなと思って、特典会で声かけに行った。
── 独断で?
ミスエル・サキ:独断で。特典会の時、スタスタスタスタ!「強FES出てくれ!」って(笑)
── ライブを見てっていうのは何が良かったんですか。
ミスエル・サキ:ライブの本気度とかライブの圧だったりとか、歌唱力だったりとかを見て。あと周りを引き込もう、一緒に盛り上げようみたいな感じの力を感じて。そういうライブ好きだから。
クロノ・ネコノ・ナナコ:私は仲いいアプガさん。アップアップガールズ(2)と、アップアップガールズ(仮)の両チームに知り合いがいて。アプガ(仮)さんはゆめみぃが仲良くて、歌もパフォーマンスも楽しい感じで大好きなんですよ。それで、さっきも言ったんですけど、クロちゃんチームの子で、鍛治島彩ちゃんっていう子がいるんですけど、ライブ途中で鼻リコーダーするっていう演出があるんですよ。やっぱそういう楽しめる感じのライブで、普通に友達として好きだし、ライブも楽しいんで、絶対やりたい!って言って。
うじえちゃん:私は2組いるんですけど、no FilterさんとSHAKEBEさんで。2組とも同じ理由で呼ばせていただいたんですけど、なんかすごく、強くてにゅーげーむのファンとその2組のファンの方々の親和性がめちゃくちゃ高いなと思っていて。もちろんステージはそれぞれの色がありつつ、なんかこう、ライブをお互い一緒に楽しんで、一緒に盛り上がろうっていう、空気が好き。
アイドルシーンを盛り上げたい
── うじえちゃんさんって、プロフィールに「動画・画像編集を自ら学んで現在も成長中」って書いてある。フェスのは何かしてるんですか?
うじえちゃん:強FES!!を盛り上げたいなっていうので。前回で言うと、100組、会いに行くクエストで会いに行ったグループさんたちを、私アイドルが好きなので、私のオタク的視点で、このグループさんはこういうところが魅力で、みたいな。それぞれのグループさんも全部ステージ見て、なんかこの曲めっちゃ好きです、みたいなのを、全グループ紹介したりもしたし。
今回は、やっぱり100組いろんな方を知ってほしいっていうので、自分が持っているラジオで、他のファンの方から「どのグループがどういうオススメポイントありますか」みたいなのを教えてもらって、それをラジオで紹介するっていうのをやったりとかはしておりました。
── 強くてにゅーげーむのメンバーさんって、楽しんでもらえるものを模索してるイメージが結構あるんですけど。お二人はやってることとかはあるんですか?
ミスエル・サキ:それこそロックン・スターさんが出てくれるんですけど、それは私の友達っていう感じでやってもらって。すごいかっこいいヴィンテージのギター弾いて、毎週木曜日にライブやるんですけど、TikTokでお菓子を食べて、ヤミー語で美味しさを伝えるっていう。結構フォロワーいてる。海外とか、子供たちに大人気。キャラクターは持ってます。でもライブではちょっと煽ったりとかして、なんか怖がらせちゃうんですけど。なんかいろいろやってるよって、こういうことですかね。まあぜひフォローしてくださいね。そんなロックン・スターも強FES!!で出てくれるっていう。オファーしたらしくて。
── そういう面でも盛り上げてるっていう。なるほど。ナナコさん、何かありますか。
クロノ・ネコノ・ナナコ:え、何がある? 何がある?ギャンブルで盛り上げてるよ、みたいな?
全員:何もない笑
クロノ・ネコノ・ナナコ:えー! 嘘だろー!?
あ!!なんか、でも、世間を賑わせる存在かもしれません。笑
有馬記念で130万が当たったりとか、安田大サーカスのクロちゃんの妹分になったりとか。
── 結構一個一個がインパクトありますね(笑)
全員:たしかに、インパクトあるかもしれない。1個1個のね!
山口P:すごくわかりやすく言うと、100発中99発はもう空振りで終わるんだけど、1発大ホームランを打つ人ですね!笑
クロノ・ネコノ・ナナコ:そうみたいです!笑
── 確かに。頻度は少ないけど、でかい。
クロノ・ネコノ・ナナコ:あとは、パチンコ来店したりとか、ボートレースの番組出たりとかして。
── ギャンブラーなんですか。
クロノ・ネコノ・ナナコ:そうですね。
山口P:スロット好きで皆んなでたまに打ちにいったりするんですけど、普通当たってないとき暇だからアニメとか見たりして過ごすって事を結構やってる人多いと思うんですけど、この前見に行ったらまぁもうそんな感じでポンって携帯を置いて、スロット打ってるんですけどアニメ見てるのかなー?って思ったらボートレースやってたんですよ!?
うじえちゃん:たまに特典会中にボートレースやってたりしてない?!
クロノ・ネコノ・ナナコ:そうね。暇な時はボートレース賭けてます。あとは、たまにボートレース好きなファンの方がいるのでオフ会中に一緒に、賭けよー!って言って。楽しんでます。そういう意味で、賑わしてます。笑

屋外と屋内で、変えているもの
── サマソニとか、富士急のきみにZOKKONフェスとかもそうですけど、屋外のライブあるじゃないですか。屋外と、普通のライブハウスとかのライブって、自分たちの中で何か変えてるものってありますか。
ミスエル・サキ:野外だと一般の人たちがいるから、その人たちも入りやすいようなセトリの組み方だったりしてますね。あと、煽りとかも変えてみたり。その人たちにも伝わりやすい感じで煽ってみたりとか。「お前」なんて決して言わないし、「あなた」って言ったりとかして。子どもたちもいるので、振り付けで中指立てる振りもあるんですけど、親指にしたりとか。ファミリー層にも届いてほしいんで、気遣いしてますね。
ライブハウスだとアイドル好きな人たちしかいないと思うんで、そこメインにセトリを組んで、「お前」って言ったりしますね。暴れられやすいよね。
クロノ・ネコノ・ナナコ:普段のセトリをサキちゃんが作ってくれてて、毎回シーンに合わせたやつを作ってくれてるんですよ。その流れに沿って、うちらはぶち上げるぞと。
ライブ中に、セトリを変える
ミスエル・サキ:たまに「ここは違うな」とか。野外とかでもライブしてみて「この曲だったな」っていうときに、セトリを変更させてもらったりとかして。
── ライブ中に?
ミスエル・サキ:ライブ中にね。変えてもらって、二人や音出ししてるプロデューサーには付き合ってもらったりします。
うじえちゃん:最後の曲の立ち位置に次行くぞって思ったら、「すいません」って言い出して、「セトリ変えていいですか」って。MCですよ。それで山さん(山口P)に言いに行って、そこで「この曲です」みたいなのを伝えてて。でもうちらは何の曲かわかんないから、曲振りでそれを聴いて、「この曲だって」その位置行くみたいな。やってますね。
── アイドルのグループさんって、CDで音源出してるグループも結構あるじゃないですか。同期で出すグループって増えてきてるけど、でも、ライブ中にセトリ変えるとか、そこに即座に対応できる人ってそうそういないと思う。
全員:本当にいない。本当にいないんですよ。
山口P:あざっす!
毎回、何が違うのか
── それは素晴らしいなと思うんですけど、それとちょっと伴うんですけど。今、強くてにゅーげーむさんって、完全生歌とマニピュレーターによるリアルタイム進行で、毎回その都度で唯一無二のライブをするっていうのを公式にも書いてあるんですけど、その毎回の違いって何を意識してるんですか。
ミスエル・サキ:毎回のライブの違いか。でも、来てる人たちが違うから、もちろん「いつもここにコールある」けどなかったりとか?そゆこと?
山口P:マニピュレーターでやってるからこそ、掻き回しとかもこっちで演奏してる状態なんで、尺が自由なんですよ。だからそれこそ毎回、客層とかによって、それこそファミリー層が多かったらあんまり汚い言葉使わないとか。尺があるときだったら、こういうグループでこういうふうにいって、新規の人とか多い、グワッとしてるとこだったら、ちょっと尺を使ってやるとか。こっちのMCの熱量に合わせて、こっちの尺だったりボリュームを変えたりっていうところが、やっぱり毎回毎回変わったりするところかなっていう。
ミスエル・サキ:あと、ファンの人たちに触れたりとかするのも、なんか変えたり。その場で決めるっていう感じです。MCもね、決めるかもね。
うじえちゃん:なんか結構自分は、割と決められたものじゃないものに行くっていうのが結構苦手だったんですけど。この強くてにゅーげーむのスタイルがどんどん確立されていった中で、やっぱりその決まった言葉を言うのではお客さんを振り向かせられないっていう、そういう壁にぶち当たって。その場で、じゃあ例えば2マンライブだったらこう、初めて見る人が多いならこう、そういうので変わっていくところがあるから。
強くてにゅーげーむを本当に初めて見る人も、MCの後の曲でもっともっと盛り上がってくれるとか、座ってた人たちが立ち上がって、もうそこのファンの人たち、強くてにゅーげーむのファンと同じぐらいの熱量でタオルぶん回してくれるとか。そういうのが強みかなって。同じこと言ってたら、定型文を言ってたら、多分こうなってない。
ミスエル・サキ:あと毎回来ないよね、多分ファンの人たちが。「いつも一緒だ」みたいな気持ちになっちゃって。
── アイドルのライブって、そもそも本数が多いじゃないですか。本数が多い中で、同じようなライブしてるのって、たぶん絶対飽きもくるから。そういう毎回のライブでの違いみたいなのを見せられるのって、めちゃくちゃ強みだと思うんですよ。
5人から3人になって
── 1つ前の体制は5人。今3人になったじゃないですか。3人になって、より3人の役割が大きくなっていると思うんですけど。
全員:本当に大きくなりました。
── だからこそ、密度が上がった感じ。ライブの中の密度が上がった感じがすると思うんですよ。パートとか割り振りみたいなのって、何がどう変わりました? 役割的なものも含めて。
ミスエル・サキ:私だと、もともと曲間で煽るとか、例えば掻き回しとかだったんですけど、MCもできるようになったのかなって思って。もともと喋れる子がもう一人いて、うじえとその子でやってくれてたんですよ。だから私はもう、それは頭にないから、二人に任せて違うことに力を使ってたんですけど。
その後いなくなったってところで、うじえしか喋る人がいなくなっちゃって。しかもうじえが喉も壊しちゃった時に、私が喋んなきゃっていけなくなって。やっていくうちに仲間入りできたのかなっていう。うじえほどうまくしゃべれないけど、うじえのサポートもありつつ、しゃべれるようになったなっていうのが変化ですね。
うじえちゃん:でも本当に、ライブの空気を一番作ってくれる。これはもう、もともと煽りっていうポジションでずっとあったけど、3人になる前あたりに、バンドに一旦加入してたんですよ。バンドに1ヶ月間加入した後に再開してからのサキちゃんは、エンジンの積んでる量が違うっていうか。本当に加速してて。だから勢いを、さらに特攻隊長として引っ張っていってくれてる感はめちゃくちゃ感じます。
山口P:人変わったみたい。
うじえちゃん:だからやっぱ本当に、バンドで通用するっていう言い方、なんて言うんだろうか。そのアイドルライブだけじゃなくて、いろんなライブに対応できるステージができるようになったのも、やっぱりサキちゃんの力がすごい大きいんじゃないかなっていう気持ちがあります。
山口P:最近すごい面白いのが、バンドの対バンにうちだけアイドルでっていうのが出ることが結構多くなってきて。知ってるバンドさんもいるんですけど、ほとんど知らないバンドさん。やっぱ楽屋行くと最初ちょっと、「あー、アイドルね」みたいな。ちょっと被害妄想かもしれないけど、空気を感じるというか。楽屋とか一緒じゃないですか、バンドも。なんですけど、ライブが終わった途端に「ヤバイっすね」「ちょっと舐めてました」みたいなことをよく言われることが多くなってきたね。本当に嬉しいよね、これ。
喉が壊れた
── 歌割りはね、多くなったよね。
山口P:本当に。一人が喉を壊し、二人でやり。そのうちの二人が、喉壊した人は復活して二人でやるっていうのを繰り返していて。1回、ミスエル・サキ一人でライブする時があって、MCもやり始めというか、そんなにうまくいかない、めっちゃ大変だったんですよ。
ミスエル・サキ:でも、それも自信になったかも。終わった後に、あ、これいけたーって。ファンのおかげでもあるけど、あ、いけた、自分できるんだっていうので。
山口P:本当なんとも言えないのが、その日が一番動員があって。
── 一番の動員だった?
ミスエル・サキ:一致団結してくれて。
うじえちゃん:自分たちが行けない、この状況を皆んなが私達の思いを背負ってライブに行ってくれたのが凄く嬉しかったです。
── ナナコさんとうじえちゃんさんのファンも来てたんですか。
ミスエル・サキ:そうなんですよ!私の好きな麻辣担も持ってきてくれてて!
── ナナコさんは?
クロノ・ネコノ・ナナコ:歌割りがすごい増えて、サビを結構ずっと歌っているっていう。今、先生にもう一回レッスンで教えてもらってるんですけど。サビをずっと歌わなきゃいけなくなってるので、それで喉を壊さないように歌うっていう意識をずっとしてて。ちょっとはレベル上がったんじゃないかと。その学びを活かせてるんじゃないかと思ってます。歌割り増えたけど、前よりは喉壊しにくくなってるから、ちょっと今、勉強中って感じですね。
ナナコという生き物
うじえちゃん:和ませてくれる。すごいイライラする時もあるんですけど、日常に彩りをさらに与えてくれる。スリルと、良くも悪くも平坦な人生じゃない人生を、なーちゃんのおかげで送らせてもらってる。本当に一週間もいたら中身が全てわかると思うんですけど。本当に良くも悪くも変なやつで。その辺は他の人間にない、変だなって思うから。ナチュラルに生きてるだけで見てて楽しいなって。
ミスエル・サキ:本当に手はかかるけどね。ライブ中に活かせるように頑張り中って感じです。ライブ中、MCで振ってくると緊張感がすごすぎて、絡みづらくて無視したくなっちゃう!笑 ずっと新人ポジみたいな感じなんだよね〜緊張するらしくて!笑
うじえちゃん:つい最近のMCで、任されてた喋りがあるんですけど、入るときに目バキバキで、「え、これって?」みたいなことで私に話しかけてきて。「怖いよその顔」ってなって。任されたりすると、ちゃんとやんなきゃってね。このキャラだからちゃんとやんなくていいのに。
クロノ・ネコノ・ナナコ:まだまだ進化中って感じです!(笑)
山口P:よく言うなら、その成長を楽しみにしてる。この感じで、実はクソ真面目っていう。そう、だからちょっとめんどくさくて(笑)ふざけてればいいのに(笑)
「私が歌で支えます」
うじえちゃん:私ですね、3人になってから自分で特に頑張ろうっていう気持ちになってたのは、歌で。もともとすごく歌えるっていうメンバーがいたんですよ。そのメンバーが辞めて、自分が結構パートだったり、あとフェイクとか、自分が挑戦したことのないレベルの高いものを求められるようになって。
やっぱ今までもずっと歌が好きでアイドル活動してたつもりだけど、自分、本当に全然まだまだだったんだなっていう、すごく周りに支えられていろいろやってたんだなっていうのをめっちゃ痛感して。その中で、練習がちゃんと満足できるぐらいにやれればいいのに、歌割りが増えたのもあって喉壊すっていうのが結構あって。納得いかない、悔しい時期をずっと過ごして。
なんかその中でも、どうにか同じように喉壊さないように歌うっていうようにやってきたことと、ファンの人にも「うじえ、めっちゃ歌えるようになったね」っていうのを言ってもらえるようになって。それが結構自分の中で嬉しかったです。
ミスエル・サキ:私も本当に歌だと思ってて。それこそすごい感動したのが、歌えるメンバーがいなくなったから。やっぱ歌うまグループって言われてるからこそ、歌のレベルを落とせないじゃないですか。でもその歌が一番うまいメンバーが抜けちゃったことによって、やっぱ不安定にもなったりとかするんですよ。でもそこでうじえが「私が歌えます」って感じで。「昔の方がいいわね」って言われたくないから、「私、歌頑張ります」って。
で、めっちゃ歌うまくなってた。
うじえちゃん:やばいやばいやばい。
ミスエル・サキ:フェイクとかもすごい試行錯誤して、自分なりのフェイクとかも入れたりとかしてて。いやすげーなって、本当に感心するというか。
MCを回すということ
ミスエル・サキ:あとMCも。さっき「決められたことしかできない」みたいな感じで言ってたんですけど、最近すごい臨機応変にやってるのを見て、感動するみたいな。自分が言いたいことを言ってるんだなっていうのがすごい伝わるMCをしてて。すごい。うちら成長したなーみたいな感じになる。
山口P:あとMCで言うと、結構お客さん側って、例えばMCがあって、不特定多数のちょっと誰かもわからないような人がいる。その時のMC回しって結構大変じゃないですか。そこの回し方とかがやっぱりすごい上手。尺もあったりして、一組何分でとかっていうのがある中で、結構きれいに。
最近はうちの定期公演でそういう機会が、毎回トークコーナーがあるんですけど、そこのメインを回すのをずっとやってるんですけど、ちゃんと20分って時間の中で、一組ずつ計算しながら、どこで切るとかっていうのを。これ、結構気づかれないんだけど、結構本当に難しいことじゃないですか。私できないから。それを結構スッとできるから、それすごいなと思って。
ミスエル・サキ:だから、うじえが止めてくれたりするから、私は時間考えずに喋ってます。
── ちょっと待って。サキさんはステージで自由じゃないですか。ナナコさんはステージじゃないところで自由じゃないですか。自由すぎないですか(笑)
全員:(笑)
うじえちゃん:そうなんですよ。気づきましたか(笑)本当にでも、それがめっちゃ魅力で。逆に私にはないところだから、強くてにゅーげーむらしさを引き立ててるところではあるし、それが爆発力になってると思ってます!
クロノ・ネコノ・ナナコ:だからうちが喋ったのを二人が突っ込んだりしてくれて、本当に助けてくれてるんですよねー!
歌っていて一番気持ちいい曲
── 強くてにゅーげーむの曲のことなんですけど。プロフィール上ではハードコア、ファンク、ヒップホップの融合と書いてると思うんですけど。アイドル的な要素とか、ポップソングっていうのがベースにあるにせよ、ジャンルの幅の広さも強くてにゅーげーむの魅力だったりすると思うんですけど。それぞれ、歌ってて一番気持ちのいい曲は?
全員:うわ! 悩む! 気持ちいい曲?
うじえちゃん:私やっぱりContinue。が好きなんですけど。シンプルにね。曲調としてもメロディーとしても好きだからめっちゃ楽しいのもあるし。お客さんも一緒にサビで「もっともっと」っていう声を出してくれるから、なんか本当に一緒にライブしてる感じが気持ちいいし。そこに、私、Continue。で初めてフェイク、もともとのメンバーのパートをやったんですけど、それも、そのメンバーの歌ってる声とお客さんの声と、そこに合わせて自由に歌うみたいなのが、マジで気持ちいいなっていう。本当に好きですね。
── 毎回セトリに入っていってほしいっていうことですよ。
ミスエル・サキ:雷漸-ライゼン-が気持ちいいなって思うんですけど。頭でもハモリがあって、主旋とハモリで「Here we go」って、叫ぶみたいなところで曲が始まるっていう。なんかジェットコースター乗ってる気分になる。最初の頭でうじえが空を見上げて「あーっ」ってやるんですけど、ガタガタガタガタ、Here we go!っていうのですごい気持ちいい。と、私、高音出すのが好きで、めっちゃ高い音出せるのですごい好き。
本当に楽しいんだよね。爽快感がすごくて、雷漸-ライゼン-って。あれさ、結構フェスとかでもさ、初めて見た人はさ、Here we go!の瞬間に「フー!!」ってなるのが楽しくて。
この歓声が台湾でも聞こえて「この曲通用するんだ」って感動したよね。
FUJI-Q-上昇!!
クロノ・ネコノ・ナナコ:FUJI-Q-上昇!!です。新曲という事もあり最近セトリの最後にFUJI-Q-上昇!!が入ってるんですけど。セトリの流れでどんどんどんどん熱が上がっていって、ファンの人たちが一体になるところが最後の曲、FUJI-Q-上昇!!なんで。一緒にタオル振り回してるところが一番楽しいです。FUJI-Q-上昇!!ってやってるのが、やっぱりみんなとの一体感がそこで全部。全員のファンの人たちの爆発した盛り上がりを見れるから、結構気持ちいいですね。すごい真面目なこと言ってるなって思いました。すみません、すみません。

「強くてにゅーげーむ」という名前
── TA女子から名前変わったじゃないですか。最初聞いた時どう思いました?
うじえちゃん:個人的にはすごいしっくりきました。
山口P:ドラクエとか、ファイナルファンタジーシリーズが好きで。特にクロノ・トリガーとか。ゲーム全クリしてエンディング流れるじゃないですか。エンディング流れて、今までのストーリーも全部終わって、思い出に浸りながら「こんなシーンもあったな」みたいなエンドロールを見て。そうすると最初の画面に戻されて。あの最後のすごい白熱の戦いとかが全部終わったかのように最初に戻されるのが、切なさあるんですけど。
スクエニとかクロノ・トリガーのシリーズって、全クリして最初の画面に戻った時に、「はじめから」「つづきから」「オプション」の下に「強くてニューゲーム」っていうのが出てくるんですよ。このモードが何かというと、さっきまでの最強の、全クリした時のステータスを全部引き継いだまま、もう一回新たにゲームを始めようっていうモードで。
まさにTA女子として10年間培ってきたステータスとかを全部そのまま引き継いで、また新たにゲームをスタートするっていうところで。TA女子時代は黒い衣装だったんですけど、全く同じデザインで白の衣装に変わるっていうような形で。
ちょうど10年という節目もあったので、本当に色々ね、名前も含めてちょっとこのままでは次戦っていけないぜっていうところで、ちょっと改名をして新たに旅立ちましょうかっていうところで名前は変わってます。
── この強くてにゅーげーむっていう名前の反応は?
山口P:これ本当、賛否両論分かれて。絶対それがいいよって人と、真っ二つに割れたから、「あ、これにしよう」って思って。賛否あるものの方が絶対いいだろうなと思って。それで本当に強くてにゅーげーむにしようと思って。かっこつけすぎた名前が嫌じゃん、我々。かっこいい名前好きなんですけど、自分がそれをやるとちょっとこっぱずかしくなっちゃう。メンバーの中でも賛否があったよね?
ミスエル・サキ:かっこいいなって思った。
うじえちゃん:この話を聞いてたから、めっちゃいいなって。自分たちが体現できるものかなって思ったから。
山口P:Zepp Shinjukuでその演出やったんですよ。そのザーって行って、エンドロールが流れて、「はじめから」「つづきから」がピッピッピッピッって、出てくるみたいな。あれがちょっと、過去一、一番自分の中でしっくりきてる演出。
「とりあえず集まった女子」
── そもそも、とりあえず集まった女子ですからね。
ミスエル・サキ:素敵だけど!(笑)やっぱビラ配りとかしたら、「え? 何? とりあえず集まった女子?」ってすごいバカにされるから。その度、喧嘩してた。それがなくなると思うと。結構早々に改名したい、改名したいって。
山口P:そもそも、全然、こういう楽曲をやるよとか、こんな長く続くとかも考えずに始めてるんで。もともと小学生とか、本当にピヨピヨした子たちがいて、「TA女子でーす!」って言ってるようなグループだったのに。こういう展開になるとは思ってなかった。
うじえちゃん:女の子がロックを知らないまま入ってきて、途中からどんどんロックになってきて、そこから学んでいったみたいな。
山口P:ロックとの出会いは、神使轟く、激情の如く。さんを見て、「こんなロックやっていいんだ」っていうのをすごい思って。そこから結構書き始めて。2019年とかかな。アイドルはあんまり、激しいのやっちゃいけない、ってちょっと思ってたから、イメージでね。神使轟く、激情の如く。さんを見て「お、なるほど、これいいんだ、ありなんだ」って思って。でもそこからちょっと、プロデューサーの思想が強くなってくっていう。
うじえちゃん:加入した当初は、雷漸-ライゼン-を歌うなんて思ってなかったよね。初期のサブスクの音源とか聞くと、「え、これ今のメンバーさん歌ってます?」みたいになるよね。
ラスボスは武道館
── 改名の発表で「真のラスボスへ挑め」ってことが出てきました。ラスボスって何ですか?
全員:武道館。
ミスエル・サキ:武道館を目指すっていうことですね。もともとずっと武道館を目指してて。TA女子の頃からやってたけど、改めてね、強くてにゅーげーむに改名した時に、ちゃんと武道館に挑もうぜっていう気持ちをね、しっかりみんなで決意して。
うじえちゃん:TA女子時代ももちろん思ってたけど、やっぱり実力もだし、知名度も今もですけど、いろいろ足りてないなっていうのも心の中で思っていて。だからこそ口になかなか出せないところもあったんですけど。やっぱり、ずっとTA女子から現在にかけて応援し続けてくれてる人たちがいるから、しっかりと自分たちが積み上げてきたものとして見せたいなって。やっぱり言葉にしていかなきゃ叶わないだろうなって。「いつか、いつか」ってしてフェードアウトするのは嫌だなって思って。
3人になった日の決意
── そこから3人になったじゃないですか。3人になった時に、決意みたいなものって何か新たに感じたものってあったりします?
全員:あるよね。ある、ある。
クロノ・ネコノ・ナナコ:やっぱり5人から3人になるっていうのがやっぱり結構でかくて。さっきも言ってたけど、3人になったときに、ファンの人たちに、3人だから人数減るわけだからさ、普通に考えたらライブの威力が落ちるみたいな思われがちだと思うんですけど。そうやって思われるのがすごい嫌で。3人でどうやってライブしていくかみたいなことをめっちゃ考えて、5人の時よりいいライブしようぜっていう。
ミスエル・サキ:それ結構モットーだよね。めっちゃそういう気持ちで動いてたって感じ。
クロノ・ネコノ・ナナコ:でも全力でいき過ぎて喉死んでしまったんですけど。
うじえちゃん:最初だからアクセル踏みすぎたよね。踏むことしかできなかったですね。
ミスエル・サキ:最近だとね、「なんか、3人もいいですね」って言ってくれる声が多くなって。よっしゃー!って湧いてます。
山口P:3人それぞれ、危機感がやっぱり全然変わったというか。やっぱり5人だとちょっと中和されちゃうところが、キュッと3人になった途端に、あ、やばいじゃんっていうのが多分各々感じ取ったのかな。そこからなんか成長はすごかったね。
3人になって、引き算したもの
── 3人になって決意を持って、歌割りとかが増えたっていうのがさっき話であったじゃないですか。逆に3人になって、辞めたこと、引き算したことってあります?今まで足し算の話をしてたけど。
全員:ん~
クロノ・ネコノ・ナナコ:まあまあ、じゃあ1個あります。髪型が全員短くて、うち今これ長いんですけど、エクステつけてるから、じゃないと全員ショートカットになっちゃって。
山口P:それ足し算じゃね?
全員:うわー!それ 突っ込みたかったー! 悔しい。
うじえちゃん:ちょっと今言ったのは、私ってことにしといてください(笑)
山口P:でも引き算したものあるよ。余計な話し合い。しょうもない揉め事と余計な話し合い。
── それ大丈夫?(笑)
山口P:これは本当にアイドルグループあるあるで。しょうもないみたいなやりとりですごい崩れてることあるじゃないですか。でもそれって大体お互い勘違いだったりとか、情報が足りてないことがほとんどじゃないですか。で、要するに、ほとんど情報が足りてないから議論の余地がないものを、ひたすらやり続けていることがほとんどなんだよ。だからなんか多分ね、ぶつかり合った時の怒りの感情って、多分根本、絶対勘違いから生まれてるんだよ。だから意味ないよっていうところで。ちょっとイラッとしたりしたら一回根本に戻るっていうところで、余計な話し合いとか、その言い争いをしないっていう引き算をしました。
全員:(拍手)
うじえちゃん:私は、3人になってから、ライブ中に考えることをやめました。これは本当に、3人になったから、危機感ゆえっていうのもあるかもしれないですけど。やっぱりライブでの爆発力とかパフォーマンスってなった時に、自分がどこかスッとしたり冷静でいてしまうと、それは今まで以上にお客さんに伝わってしまうな、っていうのがあって。やっぱ人数でカバーされてた部分がそうじゃなくなったし。自分がそうやって考えてることによって、結局ライブの欲しい熱量がなくなっちゃうんじゃないかなと思って。二人に対してはめちゃくちゃ背中を預ける感覚で、何も考えなくなったらやりやすくなったと思います。
クロノ・ネコノ・ナナコ:それで言うと、私も考えることをやめようとしてる。その前までは、ライブが動いてるだけで、これは2番だとか、これ2番って言われてたなとか、この動きなんて言われてたなみたいな、めっちゃ多すぎて自分の中で。
山口P:MCも端的に伝えようとしてるよね。
うじえちゃん:そうかも。
クロノ・ネコノ・ナナコ:え、身長低くなったね、3人の時。えーと、靴の盛れ分が減りました。どうでしょうか、引き算です。普通の靴、めっちゃ10センチくらい持ってたんですけど、「お前は身長低い方がいいだろうが」って何回も10年間言われて、やっと理解し、最近、厚底だった10センチを1センチに変えさせていただきましたので、マイナスですね。この話はどうでしょうか(笑)
OK、もう以上ですよ。私は何もないです。
ミスエル・サキ:前髪を、見える幅を減らした。前髪がなくなってウェーブになったっていう。
山口P:もうちょっと良いのないの?!
うじえちゃん:なんかあれは?煽り!元々サキちゃんめっちゃ喉強いんですけど、3人体制のライブでさすがに喉壊しちゃうよみたいな感じになって。そこでちょっと力を使いすぎない煽り方をするようになったとか?
ミスエル・サキ:そうだ!それ!いい意味で力を抜くようになりました!
振り付けを、削った
山口P:でも3人になってってわけじゃないですけど、ここ1年ぐらいのことで言うと、振り付けをめっちゃ削りました。
全員:そうだ! 確かに! 振り付けを削りましたね。
山口P:結構ライブやっていく中で、サビにもずっと振り付けがアイドルってあるじゃないですか。結構ロックシーンに入るようになって、これは別に我々の思想というか考え方ですけど、振り付けをやっていると、やっぱり振りコピする人ぐらいしかお客さんとのリンクが生まれないというのをすごい感じて。
でやっぱその、バンドのライブを見たときに、まあ別にバンドは楽器弾いてるから振付とかほとんどないじゃないですか。それで、サビとかでボーカルが拳上げて、一緒に拳上げようって言って一緒に一体になってるのを見たときに、そういうライブと我々のライブを見たときに、なんか違和感を感じて。曲はこういう乗れる曲なのに、なんでこの一体感が生まれないのかなと思ったときに、「あ、振付だ」と思って。振り付けが邪魔してると思って。
ほとんどのロック曲の振り付けを今、サビは全部取って。もう拳上げたりとか、もう好きにやる。SHINJIDAI MOVEMENTって曲の間奏とか、もう何にもない、好きに踊れみたいな。それにしてから、後ろの方で腕組んで見てた人とかも結構グワーッと前に来て。
で、一個分かったのが、やっぱりみんな、後ろで後方彼氏面してるんじゃなくて、騒ぎたいんだけど騒ぎ方がわからないっていうことなんだろうなと思って。だから簡単に騒げる、簡単に踊れるところだったら、別に初めての人でも全然前に来て一緒にやってくれるんだなっていうのが、この振り付けを引くっていう引き算をしてわかりました。
うじえちゃん:それです。
ミスエル・サキ:マジでそうじゃん。
山口P:またなんかさ、前に出たがりのプロデューサーとか言われるじゃん。
ミスエル・サキ:そんなことないよー。(棒読み)
TikTokでバズっているのは、運営
── ちなみにちょっと余談なんですけど、TikTokとかで運営アカウントがバズってるじゃないですか。あれ、どう思います?
全員:悔しいよねー。悔しい。結構コメント欄でもなんかちやほやされて。
クロノ・ネコノ・ナナコ:しかも物販とかで、私たちがチェキ撮ってる時に山さんが「え、待って、あの、TikTokの方ですか?」って言われてるよね。よく言われてるんですよ。ちょっと許せないですよね。
うじえちゃん:ライブ中にいきなり動画を撮ってくれてた方がいて、おー嬉しいと思ったら後々、これもしかしてこの曲は、あのTikTokでバズってる人の「ドゥンドゥンドゥン」の音、聞こえるからこれだと思って撮ってくれた。
ミスエル・サキ:TikTok入りの方も結構いて、てか多い。ちょっと悔しい。でもあやかっていこうみたいな感じですね。
山口P: 最終、俺は噛ませ犬になればいいなと思って。結構さ、この前雷漸-ライゼン-とかさ、一発目のコメントでさ、「なんていう曲ですか? 曲名教えてください」みたいなコメント来てた。そこ入りで結構、曲を知ってくれることが多いので。それ嬉しいです。これからも数字伸ばしてもらって。
── TikTokとかってそうですけど、例えば強くてにゅーげーむっていうアカウントでやってるのと、何のアカウントかわからないけど「このアイドルやべえ!」みたいなアカウントで、同じ動画が上がってたとしても、多分後者の方が伸びたりしますよね。それは強くてにゅーげーむだからじゃなくて、後者の方がパンチがあるからそうなると思うんですよね。そういう意味で言うと、強くてにゅーげーむのプロデューサーのアカウントじゃなくてアイドル運営のアカウントじゃないですか。だから「何だろ、これ?」って入ってくると思うし、それであんな他がやれないことやってたら、伸びるようになったかもしれない。それを、強くてにゅーげーむの運営がやってるのは、ある意味武器だと思う。
ミスエル・サキ:TikTokを見て、「なんか煽りがめっちゃ良くて、来ました」って女の子のファンがいて。ありがとうございます。
山口P: 最終的に、必ずメンバーのコンテンツに結びつく動画にしてるんですよ。
全員:あ、大事にしてくれてありがとうございます!
3人で回すには、何が足りないか
── ちょっと話戻りますけど。メンバーが減って、逆に強FES!!ってフェスの規模が上がってるじゃないですか。去年5人で渋谷のサーキットやりました。メンバー減りました。富士急でやりますって、この規模を3人で回すことになって。前回の時は5人がいろんなライブ見に行ったりとかしてた。スペシャルユニットもやりながら、一日のライブサーキットを回さないといけないことになる。結構、負担も増えてると思うんですよね。現実的に、この強FES!!を客観的に見たときに、自分たちに足りないものって感じます?
全員:人数! 人数!
愛嬌でなんとかならなかった話
── ナナコさんはプロフィールに「『愛嬌』でなんとかやってきた」って書いてますけど、愛嬌でなんとかならなかった場面ってありますか。
クロノ・ネコノ・ナナコ:なんとかならなかったことしかないな。なんか怒られた話すればいいのかな、わかんないけど。一回ライブ中に、なんか間があったんすよ。強FES!!やったときかな。そのときに間があったから、じゃあちょっとなんかやってみようかなと思って、急に「ナナコクイズ」とか言ってやりだしたんすよ。バカ怒られました。愛嬌でなんとかならなかった。
── じゃあ今、怒らせてたって話も通じるんですけど。自分でまたこれ書いてると思うんですけど、「人を怒らせる天才です」と書いてますよね。最近誰を怒らせました?
山口P:全員怒らせてる。
クロノ・ネコノ・ナナコ:全員怒らせてます。一日ずつ、毎日毎日。山さん、うじえ、サキ。怒られすぎてちょっともう内容はもう忘れました。
ミスエル・サキ:覚えとけよ(笑)
クロノ・ネコノ・ナナコ:だいたい私が怒られる理由がわかりまして。その、私の返答の仕方でございます。なんか失敗して言われた時に、ナナコがいつもすぐ謝らなかったりとか、ちょっと言い訳しそうになるから。それで会話ができなくなって怒られる。だいたいそれ。ほぼコミュニケーションです(笑)
「想いを伝えるメッセンジャー」
── サキさんの紹介文に「想いを伝えるメッセンジャー」とあります。
ミスエル・サキ:誰かが付けてくれたのをそのまま。
── その「想いを伝えるメッセンジャー」の想いって、誰の想い? 私の想い? メンバーの想い? グループ内での想い?
ミスエル・サキ:自分の思いとかグループの想いを伝えていけたらいいなーって思ってます。
山口P:良い想いもネガティブな想いも伝えるというか。もちろんライブでファンの皆さんが「いいよね」みたいなポジティブなすごいメッセージも伝えるんですけど。多分いろんなアイドルさんが思ってはいるけど、なんか触れてはいけないタブーなんだろうなみたいなところにも、ライブで平気で突っ込んでいっちゃう。
それが何かっていうと、最前とかライブ中に最前でずっと携帯をいじってたりする人とか。ガンガン突っ込んでいく。それで、一回ちょっと怖かったのが、退場させちゃうっていう。ライブハウスで、フロアでライブ中に飲み会始めてた。いや、ライブ見てるならいいんですけども、明らかに見てないような人たちがいて。もうMC中、ギャーギャー喋るし。で、ちょうどうちのMCになった時に、うじえが多分喋ってたのを急に遮って「ちょっと待って。なに? ライブ見ないなら出てってよ!」って。ちょっとヒヤヒヤしてたんですけど、たまたまそこの主催の方が「ライブはこうっすよ!」みたいな感じだったんでよかったんですけど。
ミスエル・サキ:その時ちょっと尖ってたんで、本当に。結構口悪かったね。
山口P:何も包み隠さずに、何の忖度もなしに。本当に想いを、良くも悪くも伝えるメッセンジャーになるんですね。
うじえちゃん:そういうメンバーがうちにいるってすごいな。他のアイドルさんたちの気持ちになると、「あーすごー」みたいな。でもそれって、なんか「嫌だったね」って後から言うことしかできないじゃん。でもそれって何の状況も変えられないじゃん。それをライブ中に変えてくれるっていうのがすごいことです。
喜怒哀楽が激しい
── あと、「喜怒哀楽激しい」とも書いてます。
ミスエル・サキ:本当に激しい。昔よりかはなんか減ったかなって感じなんですけど。
── ステージで、じゃあ喜怒哀楽で一番出る感情は?
ミスエル・サキ:ステージの上だと、基本的に楽しい、「楽」かも。でもそれこそ最前の方がライブ中に携帯いじってたりとかすると、「怒」になる。っていう感じですかね。
山口P:ウイバナさんの主催に出た時のMCで泣いてましたけどね。
ミスエル・サキ:そう、泣いちゃったんですよ。コロナ禍を一緒に乗り越えて、でも一緒にまだ同じメンバーで。仲間系とか、家族系が好きで、泣いちゃうんですけどね。
だから、泣くとか、楽しそうに騒いでたりする反面、普通のテンションになった時とかに本当に機嫌悪く見えちゃう!
うじえちゃん:緊張感が走る(笑)
一番記憶に残っている滑り方
── じゃあ、うじえちゃん。「振られたギャグはスベる事を恐れずに全力投球する」。一番記憶に残ってる滑り方を教えてもらっていいですか。
うじえちゃん:私にはお客さんは大爆笑してたっていう記憶しか残ってないんですけど、その中でもやっぱり私がこれまでアイドルやってきて一番大きかったワンマンライブ。TA女子時代の豊洲PIT。「じゃあ豊洲PITギャグを」とメンバーにふられたので、「豊洲PITに思い出残してちゃおう! ピット!」ってやったんですね。これがやっぱ一番盛り上がったから。会場沸かせました。
ミスエル・サキ:いや、もう皆真顔でした。
── これテキストにしても大丈夫ですか? 感情何もないテキストで。この虚無な間を表現できるかな。
うじえちゃん:全然大丈夫なんですけど。あの、ちゃんと、それの後に「大爆笑、一同大爆笑」って書いてください。本当に一度止まらない大爆笑、10分くらい、って書いておいてください。
本当にギャグはやりますよ、私は。すごいんですよ。上手い時もあって、その時はみんな困った顔するんですよ。笑えばいいのに。私のギャグが上手かったなら拍手したり笑えばいいのに。なんか「そんなじゃないんだよ」みたいな感じでやってきて。
クロノ・ネコノ・ナナコ:本当に求めてないことをやるから。(真顔)
うじえちゃん:まあまあまあ、でもちょっといろんな場所に、ギャグという爪痕は今後も残していきたいなというふうに思っております。
「透き通る歌声」と「おじさんアイドル」
── 同じ紹介文のうちに「透き通る歌声に注目」っていうのと、「新感覚の超王道正統派おじさんアイドル」が並んでると思うんですけど。これ、どっちが本体ですか。
うじえちゃん:どっちもですね。やっぱり私、すごく見た目で「静かそう」とか「一番まともそう」「大人しそう」とか「王道っぽい」とか言われるんですけど、本当にそのイメージだけで生きてると息苦しいぐらいには中身はおじさんであり。私はホッピーが好きだったり、ホッピーと塩辛セットで、よくなーちゃんを説教するっていうのがあるんですけど。おつまみとかもめちゃめちゃおじさんっぽいものが好きなんで。王道だけじゃないよっていうところが魅力かなと思います♡ 引いてきた、引いてきた。距離ありますよ。
ミスエル・サキ:最近だと「蛙化女子」っていうのも増えまして。行動が蛙化しちゃうよね。特に楽しんでると蛙化になっちゃうっていうね!(笑)
うじえちゃん:バンドのライブで乗ってたら、「え、なんかちょっと蛙化するからやめて」って言われたり。他のアイドルさんのライブで、「タイガーファイヤー!」ってでっかい声で叫んでたら、ファンの人から「それは蛙化するからやめて」って言われたり。
でも私的には、蛙化も含めて魅力かなみたいなところはあるんで(笑)やめるつもりはないんですけど。まあ自由に生きてるだけなんで、本当に。自由に生きてたら動きが気持ち悪いって言われるようになりました!笑
この人がいなかったら、いまのグループは
── 「この人がいなかったら、今のグループはこうなっていた」っていうことあります?じゃあまずサキさんについて。
うじえちゃん:ライブ力が本当に。多分こんなにお客さんとフレンドリーなグループっていうか、その日その日にライブ中にお客さんの心を変えるみたいな、ステージングライブにはならなかっただろうし。今の強くてにゅーげーむの「ライブいいよね」のイメージは、すごくサキちゃんきっかけで作られてると思うんで。マジでデカい。
クロノ・ネコノ・ナナコ:うちらの気持ちも変えてくれてるんですよね。サキちゃんが楽しんでるとうちらも楽しくて。本当にサキちゃんいなかったら、マジで、うちこんな元気なかったっていうか。なんていうんだろうな、気持ち的に伝えられてるんだよね。ライブもそうだし。
うじえちゃん:ライブ前とかに「大丈夫だよ」って言われたら大丈夫な気するよね。
クロノ・ネコノ・ナナコ:いなかったら無理って思ってるからね。太陽みたいな感じですわ。マジでそうです。太陽。姉御。
── じゃあ、ナナコさんについて。
クロノ・ネコノ・ナナコ:ありますかねー???
ミスエル・サキ:このグループにいなかったら、多分MCがうまくいってます(笑)
全員:ガハハハハ!それなー!
クロノ・ネコノ・ナナコ:なんだってー!!!!まずいよ!それはー!
ミスエル・サキ:日常の刺激。「なんで?」っていう仕草すごいするんですよ。怒られることも、おかしなこともやるので。例えば、食べかけを机の上に放置してレッスンを始めたりとか、ペットボトルのキャップの上に食べかけを置いて、バランスを保ってレッスン参加するとか。
うじえちゃん:まだ水が残ってるペットボトルに、舐めてる飴をここに戻すとか入れて。だからライブ終わった後、ちょっと色が濁ってんの!
ミスエル・サキ:それ間違えて一回飲んじゃって「え、何これ?」みたいな、本当にしんどい気持ちになって!!(笑)
うじえちゃん:面白いし、この人がいなければっていう題材で話すなら、なーちゃんがやばいことをしすぎるおかげで、うちらのちょっとしたやばいことは大体見逃される。なーちゃんがいたおかげでちょっと怒られなくなってる。人の振り見て我が振り直すじゃないけど、こんなやばい奴になってはいけないっていう。
ミスエル・サキ:なんかすごいよね。
うじえちゃん:でも、そんだけ自分で確立してる気はないんだろうけど、そのナナコという生物として生きてるのはなんかすごいなって思いますね。褒めてるよ。あと本当、こんな感じだから割とゆるく、存在がマジでクッションになってる。
ミスエル・サキ: 確かに。クッションになってる!!!
うじえちゃん:必要だよね。なーちゃんいないと、マジで変な空気になるだろうなって思うんですよ。なーちゃんがいても変な空気になるんですよ。
ミスエル・サキ: いてもいなくても変な空気になるんだから、じゃあいてよっていう感じで。でもすごい楽しくはなってるので!(笑)
うじえちゃん:面白いです、マジで。こんな人をけなせないじゃないですか(笑)なんか本当にすごいと思ってて、どんなに怒られても、どんなに言われても、絶対諦めないし、やめないし。本当にすごいと思う、マジで。こう見えて、なくてはならない存在だと思います!
── じゃあ、うじえちゃんさんについて。
ミスエル・サキ:うじえがいなかったら、もうバカが残るんで。喋れないし、なんならライブも成立しない。勢いだけになっちゃうから。脳みそがいなくなるみたいな感じ。
クロノ・ネコノ・ナナコ:本当に、うちらのブレインなんで。語彙力もすごいですよ。だから喧嘩した時にちゃんと細かく説明してくれる。うちらの翻訳をちゃんとやってくれるっていうか。
ミスエル・サキ:私が山さんとバチバチの喧嘩した時に、仲裁に入ってくれて、「こうだと思うよ」っていうのをわかりやすく言ってくれたりとかして。
クロノ・ネコノ・ナナコ:だからそういった意味でマジでいないと!
ミスエル・サキ:消火器的な?うじえは本当に必要ですね。いろんなところで代弁とかもしてくれるし。あと顔面的にもアイドル要素あるから、うちらのアイドルみたいな感じ。中身はおじさんだけど華やかになるというか。

新メンバーが入ると聞いた日
── 新メンバーが入るって聞いたときに、最初に口から出たこと、覚えてますか。
ミスエル・サキ:私は「ウェーイ」って言ったかな。
うじえちゃん:サキちゃんは多分知っていってから色んな感情が生まれてくタイプだよね?
ミスエル・サキ:そうかもー!だから最初は「ウェーイ」って感じだったかもですね!
クロノ・ネコノ・ナナコ:「お、りんちゃん、いいね」って。元々知ってて関係性が深いから。お世話してくれそうと思いましたね。あとは月(ルナ)は結構お姉さんっぽいけど年下で、新しい風って感じしました。
うじえちゃん:私、りんちゃんは、それこそ私が交渉してたっていうか、入らない?って声かけてたのもあって。最初は、りんちゃんのやりたいこともあるし、いろいろ考えた末に断られた時もあったんですけど。それを経て「やります」って言ってくれた時は、「やったー」って言った記憶があって。月(ルナ)は、本当にいないタイプ、いないキャラクターといない雰囲気。面白そうっていうのは思いましたね。
── 今レッスンとか始まってますよね。パフォーマンスの。まだお披露目まで、プレデビューまで1ヶ月ありますけど、仕上がりはどうですか。
うじえちゃん:頑張ってる最中ですね。課題は多いなとは思うんですけど。でも5人で今の強くてにゅーげーむの曲をやってみたときに、いい未来見えるなっていうか、面白そう。ただ増えるとかじゃなくて、本当に何倍にも威力を膨れ上がらせたいから増やしているわけで。そういう意図も、最近、練習を一緒にやってて分かってくれてるのが伝わってくる。本当に全然課題はめっちゃあるし、今後もっともっと頑張らなきゃいけない1ヶ月間なんですけど。それでも面白そうだな、楽しそうだなって。
5人で迎える、強FES!!
── さっき、人数が減って、富士急でフェスですってなったときに、減った上で3人で勝たないといけないのはどう思いますかっていう話はしたと思うんですけど。でも、プレデビューが富士急だから、また増えた状態で強FES!!を迎えるわけじゃないですか。そこが5人の舞台になるっていうことを、どう思います?
ミスエル・サキ:楽しみ。でも二人には、これがゴールって思わないでほしいなっていう気持ち。これより上に、これより大きい舞台に行くのが目標だから。スタートですね。
うじえちゃん:今の体制をすごく好きでいてくれてるファンの方が多いからこそ、「その3人でよかったじゃん」とか思わせたくないし。自分たちがこの子だって思って決めたメンバーだから。ちゃんと自分たちができることはして、一緒に成長していきたいし。「良かったな」とか、「富士急の強FES!!最高!」みたいな、そういう感情にならせるぜって感じですね。なってもらいたいとかじゃない。絶対そうさせる。
クロノ・ネコノ・ナナコ:私は率直に思ったのは、楽しみだなっていう一言で。どんな未来になろうと楽しみだなって感じで。新しい変化が起きるのがすごい楽しみではあるんで。
私も頑張るんですけど、サキちゃんとうじえのどちらの思いもめっちゃわかるから。そんな気持ちで頑張っていきたいと思います!(笑)
── 5人が3人なんですけども、3人でも最高のものを見せたいし、5人の方が良かったと思われたくないみたいな話がありました。アイドルグループってメンバーが変わってとか、人数が増えたりとかするのは、もう抗えないものだと思っているんですけど。その中で今度5人になるときに、5人が「3人の方が良かったじゃん」と思われたくないとか、常々つきまとう思いだと思うんですよ。でも、それを具現化できるメンバー3人だなと思うから。そこに対して、その気持ちがちゃんと入っているステージをやってくれそうな期待感はありますね。
全員:嬉しい。嬉しいですね。
昨日の自分に勝てなかった日
── では、常に、その時より次の方がいいという想いを持っている3人にお聞きします。グループの紹介文で「昨日の自分より今日の自分、人生毎日強くてにゅーげーむ」って書いてます。昨日の自分に勝てなかった日、「昨日の方が良かった」っていう日、どうしてます?
クロノ・ネコノ・ナナコ:ちょっと前に、ビビっちゃう問題みたいなのがあって、それで自分に負けてたんですよ。昨日の自分に負けてたんですけど。でもそこは今、メンバーとか、そのプロデューサーとかマネージャーが全員話聞いてくれて、自信つけさせてくれてる。周りのおかげです。結論、周りのおかげで私は支えられている。このメンバーじゃなかったらっていうのは、このメンバーでプロデューサーでマネージャーだったから、今のナナコがいると思ってます。めっちゃありがたい。本当にいい環境にいれてる。
10年間で一緒にいて、やっぱりちゃんとしたことを思って怒ったりしてくれてるから、やっぱりすごい、支えられてます。やっぱり強い気持ちも心も、全部、二人に支えられてたりするので。ありがたい。
うじえちゃん:私も結構あります。「あの時こうすれば」みたいなのは割と毎日思っていて。それに対してめっちゃ悔しいなとか、泣きそうになる日もあるんですけど。結局それって、次それをできるようになることでしか解消されないなって思ってて。できなかった記憶がすごい自分の中で、自分はできないんだっていうことになっちゃうじゃないですか。本当にその自分を信じるためにも、めちゃくちゃ鍛錬を積むっていうことをしてます。多分それで解消っていうか、それでできるようになる。それでどうにかしようって感じです。
ミスエル・サキ:私もそうですね。そんな感じです。ステージによっては「ちょっと私、目線、日和ってたな」とかだいたいわかるんですよ。だから次のイベントでは立ち向かってみる。そして、それをちゃんと日和らずにいけたら、「あ、超えられたな」って思う。それを繰り返し続けてできるまで立ち向かっていく姿勢が大事かな。それで自分たちを強くするんだろうなって思いますね。
10月10日へ
── では、強FES!!、10月10日に、応援をしてくれている人、この記事を読んだ人に、強FES!!に対してのメッセージを一つずつ。
ミスエル・サキ:10月10日来てくれる人たちへ。絶対に楽しませる自信しかないです。しかも私たちが呼んでいるアイドルさんなので、本当にライブも最高で、熱い気持ちでライブに立ち向かっている人ばかり。本当に自信を持って紹介できるアイドルさんしかないです。
本当にガチで楽しむつもりで、「誰が好きとか、どこのファンだから」とか関係なく、来てくれる人たちは全グループ見てほしいなっていう気持ちだし、私たちも全グループ見たいって思いです。本当に100%楽しませるので、ぜひ安心して来てください。
クロノ・ネコノ・ナナコ:サキちゃんが全て言ったみたいな感じするから、ナナコからは一言だけ。この記事読んでくれてる方、チェキ撮りに来てくださーい。待ってまーす(笑)
全員:おい(笑)
うじえちゃん:この規模で、これだけの出演者さんたちが集まって、強FES!!を盛り上げてくださるって、本当に簡単にできることではないよなって改めて思うし。この強くてにゅーげーむのイベント、「強くてにゅーげーむさんが呼んでくれたから出ますよ」って言ってくださったグループさんもすごくたくさんいて。対バンでかぶった時とかも「強FES!!めっちゃ楽しみです」っていうのを言われるよね。それぐらい、ファンの方もだし、出演者さんたちも楽しみにしてくれてるフェスなんだなっていうところで、すごく自信を持ってます。
もっともっと知られるべきグループばかりだなって思うので、皆んな最高なんだよっていうのを少しでも知ってもらうきっかけになるフェスになったらいいなと思ってます。最高に盛り上げるぞ!
女性としての矜持
── 最後に。『GIRLS特区!!』というのが女性アーティスト特化型のメディアになってます。インタビューの最後に皆さんに聞いてるんですけど、女性としての生き方、こうありたいっていう矜持。一人ずつ聞かせてください。
クロノ・ネコノ・ナナコ:メイクを落とすこと。
全員:あーね、肌荒れちゃうもんね。そういうことじゃないと思うんですけど(笑)
クロノ・ネコノ・ナナコ:うちらがしてる仕事は結構、夜遅く帰ってくるって感じで、メイク落とすのめんどくさい、寝ちゃうみたいなパターンあるじゃないですか。私は絶対メイクだけは落とすようにしてます。やっぱりこう、顔にメイクがついてると、お肌がボロボロになってしまう(笑)女性だし、顔だけは守りたいっていう気持ちがあって。お風呂とか入んないですけど。
ミスエル・サキ:入って! 人間として入って!!(笑)
クロノ・ネコノ・ナナコ:絶対にメイクだけ落としたいっていう、そこだけあるんですよ。だから、皆さんメイクだけ落とすようにしましょう。お風呂キャンセルしてもいいですけどね。以上。
うじえちゃん:逆に私、自分の中に「女の子はだからこうありたい」みたいなイメージがあって、もともと。だからアイドルは可愛くとか、そういうのに縛られていました。だから、自分の中で抑えていた「おじさん」という存在?みたいな?(笑)変なことをあんまり出せないみたいな感じのところあったんですけど。でもそれも魅力なんだなっていうのを、この活動としてすごく気づかされて。自分がめちゃくちゃどんくさかったりとか、変な動きするとか、「女子だったらこれ変かな」っていうコンプレックスに感じてた部分を、お客さんとかも「それめっちゃいいね」っていう風に言ってくれたりしたんで、すごくその、自分をさらけ出しやすくなったっていうのはあります。これ回答になってますか?
山口P:いわゆる世間一般の「女の子らしく」の範囲をもっと広げて。おじさんっぽいとか、別に「女の子らしく」っていう方にハマらない女性になりたいってことですね。
うじえちゃん:そうですね。だから結局、一番自分が好きな自分になっていることが大事なのかなっていう。お客さんも、自信のない時の自分には「そんなことないよ」みたいな言葉ばかりをかけてくれてて。でも「自分は自分だー」ってやってると「うじえちゃんいいね」とか、そういう言葉に変わっていったから。すごく、さらけ出していくのが女性としていいのかなと思いました。
ミスエル・サキ:私は、世の中の女性のイメージって、あんまり言いたいけど言えないことが多いのかなって思ったり。それこそ上司とかになにか言われて「あ、はい」ってすぐ折れちゃったりとか。いや、立ち向かえよって。そういう強い女性をモットーに生きています。
もし、痴漢されたりとかしたら、女性が縮こまってるっていう。私も学生の時そうだったんですけど。悔しくね?っていう。殴り飛ばせよって。っていう気持ちになりました。
私がライブで戦う姿が色んな女性を勇気づけられたらいいなって思いながら日々戦ってます。一緒に戦おうぜ!!!!てか、ここの事務所に入ってなかった自分を考えると怖くない?
うじえちゃん:怖い。マジで!!! 山さんは人生の先生。
クロノ・ネコノ・ナナコ: マジでお父さん。
ミスエル・サキ:絶対私、ここにいなかったら引っ込み思案だったもん!ここが私を変えてくれました。本当に最高な場所。

Interview / Photo:柴 正明